背景・目的
中小企業や地域の活性には何が必要なのでしょうか? 経費を削減、人件費を削り、(効率化)という名の下にできるだけ「無駄を省いて」きたのではないでしょうか? 本来、「効率化」とは価値あるものをより普及させるために行使される手段です。効率が優先となり、価値が二の次となってしまうような市場経済ではモノが売れなくなってしまうのは当然です。 しかし、見かけの効率があがっても、実際の売り上げがあがるわけではありません。業績を上げる為には新しい価値を生み出す必要があるのです。 全国の中小企業の経営者や地域のキーパーソンに取材していく過程で明らかになったことがあります。 それは多くの中小企業や地域が、自らの価値に気付いていないということです。 そして、価値とは、ものやサービスの中にあるのではなく、それらを感じることが出来る人間の中にその源泉があります。価値を生み出すと同時に価値を伝える必要があるのです。 我々は中小企業や地域の可能性や物語性に着目し、それらを可視化する手法を確立しました。 それがアースボイスプロジェクトの情報運用手法です。
情報とは、発信するだけでは意味がありません。お金と同じように情報を資産化するためには「運用」する必要があります。 先ず、物事の価値に気付き、それを整理、表現し、伝達することで企業や地域の情報は初めて「資産」になってきます。
情報運用手法は認知開発手法の最も効果的なものであります。 自らの価値に気付き、それを整理、表現し、効果的に伝達するこの現代の国語力ともいうべきもの(映像言語)を使い、我々はさまざまな地域や企業の活性化を支援して参りました。 大企業が市場を生み出せなくなってきた今、中小企業や地域は連携を深め、新しい市場を開発するために、協働して行かなければなりません。そのために最も基本となるのが、この情報運用手法なのです。 お金と同じように情報を「資産」化するためには運用する必要があります。先ず、物事の価値に気付き、それを整理、表現し、伝達することで企業や地域の情報は初めて「資産」になっていきます。 そのためにもっとも基本となるのは、この情報運用手法なのです。
効果的な情報の3つの条件
① 第三者観があること(自分で自分を誉めない)
従来の広告のように、自分の優れたところを外に出そうとしても、高い効果は期待できません。現在、先進国では「コントロールとクレディビリティはトレードオフの関係にある」という状況にあります。自分を良く伝えようとする程、相手には不信感が生まれるという悪循環が起こりやすくなります。
② 更新性が高いこと
効果的にステークホルダーとの関係を生み出すためには、常に鮮度の高い情報を共有していく必要があります。 関係性を強化するために、情報の更新性を高める必要があります。
③ 親和性の高い物語があること
物語の本質は【関わり】です。 人間には、共感同調したものに対して主体的能動的に関わりを深めていくという本能があります。本能に従った情報運用を行うことで、ステークホルダーとの関係性はさらに強化されていきます。