7月30日に津山市で4つの高校による連携事業として、29名の高校生を対象に第1回目が開催されました。
タイトルは「映像言語で課題解決する」。矛盾するようですが、最初に話したのは「課題解決という病」です(笑)。
課題を解決すると、また次の課題が現れる。だから、課題ばかり探し続けても、人生は豊かになりません。本当に大切なのは、自分や地域の中に眠っている「埋没資産」を見つけることです。価値が見つかれば、その価値を形にする過程で必要な課題は自然と現れます。
順番は、価値を見つける → 課題を解決するなのです。
これは、私が野口整体を学び始めた頃、師匠から教わったことにも通じています。「どうしたら身体は良くなるのでしょうか」そう尋ねると、師匠はこう答えました。「自分の中の元気なところを見つけなさい。」そして、その元気なところを育てる稽古をつけてくれました。
私は、この考え方を身体だけでなく、人や地域にも応用してきました。身体の「元気なところ」を育てるように、人の中の「価値」を育てる。それが認知開発®︎手法です。
高校生くらいまでは、もっと「好きなこと」「面白いと思えること」「関心を持てること」を育てる教育があっていいと思っています。価値は、命令されて生まれるものではありません。偶然の出会いや、新しい関係性の発見の中から生まれてきます。そのためには、まず土台となる「非認知領域の土壌」を豊かにすることが必要です。
認知開発®︎手法は、映像言語を使って、その土壌を育て、「メタ認知」を身につけるための技法。
さて、今日は大分県佐伯市の中学生たちです。未来の価値を生み出す力を、一緒に育ててきます。佐伯市の皆さん、子どもたちを愛でよろしくお願いします。
アースボイスプロジェクト代表 榎田竜路

